いまさらですが…
2009.5.2~3
MOTO1 ALLSTARS 第2戦 琵琶湖SL
開幕戦より3週間のインターバルを挟み、
MOTO1 AS 第2戦が滋賀県・琵琶湖スポーツランドで行われました。
クラスはMOTO1 OPEN(レーサー450cc以上)クラスです。
エントリーは20台。
前回は7位ポイント獲得し、その後短い期間でしたがマシンもライダーも
順調に仕上がってきていました。
また琵琶湖スポーツランドは近畿エリアという事もあり
たくさんの方に応援に来ていただき、気合の入るレースとなりました。
コース自体は数回しか走行したことがありませんでしたし、
普段はカートコースということで狭く、
抜きどころも少ないので苦戦がしいられると予想していました。
特設のダート区間に関しては、
オフシーズンの練習の成果もあり苦手意識はなく、
ある程度自信をもって挑むことができました。
5月2日(土)前日練習
午前中より15分×5本のフルコースの走行枠が設けられ、
1本1本を大事に練習しました。
水曜日の練習枠でファイナルは決まっていましたが、
サスペンションのセットが一切決まらずサスペンションに
詳しいユーキさんと共に1日かけてセッティングを出しました。
セッティングに関してはかなり無知だったので
とてもいい経験になりました。
タイムに関しては装着していたラップ計測器が
うまく使えなかったので全然計れず
ライバルたちと参考するものがありませんでした。
その辺は今後改善する必要があると思います。
ただペースは確実にトップクラスとは差があり、
コース自体も完全に攻め切れておらず、焦るばかりでした。
しかし最後の走行枠には気に入るサスセットも出来、
明日新しいタイヤを入れることでタイムもあがるであろう
という事で終わりましたが、やはり不安は残ったままでした。
走行終了後、車検がありました。気になる排気騒音。
サポート頂いている松本エンジニアリング様にて
サイレンサー修理した事もあり
94.9db(4500rpm、94db以下・小数点切り捨て)でOKでした。
5月3日(日)
フリー走行(15分×1本)
タイヤを交換し(3レース使用のもの)、
色々な人についていきそして色々試す。
タイムはあえて出しにいきませんでした。
レースの為の練習をしました。
モチベーションもあがってきました。
タイムアタック
15分間あるタイムアタック。
一度もクリアラップが取れず
結局全然アタックできず。結果11番手(18台中)。
トップの渋井選手(BEAST EYE RACING MOTO ROMAN / HONDA CRF450R ‘09)とは
4秒近く差があり、とても苦しい状況です。
予選ヒート(8LAP)
18台中11番手スタート。抜きどころのないコースです。
決勝で結果を出すには予選が
大事だということはわかっていました。
スタートはいつもどおりうまくいき何台か抜いたものの、
混戦に巻き込まれ2台ほどに抜かれましたが
1周目で順位をあげ9番手に。
2周目以降、前に武部選手(HASKY-Rock ON / YAMAHA YZ450F)、
後ろに鈴木選手(ハスキーウエストスーパーモト / ハスクバーナSM450R ‘09)の
3人で8位争いを繰り広げていました。
後ろの鈴木選手の走りはブロックラインでつぶしつつ、
前の武部選手にプレッシャーをかけていくという走りをしました。
とてもいい流れにもっていくことができていたと思います。
そして武部選手を完全に射程圏内に抑え、
2コーナーの進入プッシュしようと考えていた、
6周目のダート出口。
アクセルを開けるタイミングが少し早くスリップダウン…
転倒してしまいました。
その後、エンジン再始動に時間がかかり、
最下位でゴールしました。
少し焦りがでてしまったようです。
ピットに戻り悔しさがこみ上げてきました。
タイム的にはトップの渋井選手と2秒4差。
まだまだ差はあるものの、入賞は狙えるタイムは出ていました。
決勝ヒート(15LAP)
タイヤをほぼ新品(ミシュランモタードスリック F:ミディアム R:ソフト)に交換。
天気も曇りだったのでリアはソフトに。各セットは変更せず。
18台出走の18番手スタート。
考えても仕方ないので、「失うものは何もない!!」と開き直りグリッドにつきました。
今までのレースで一番、気が楽でした。
しかしその反面、スタート必ず前に出てやる!!
という強い意志をいつも以上にもっていました。
そしてスタート。フロントが少し浮いたもののとてもうまく決まりました。
その後1~3コーナーの混乱をかわしターマック区間の出口では9台抜きの9位に!
福沢選手(TEAM アクト / ハスクバーナSMR450R ‘08)を
完全に射程圏内に抑え、ダートに進入。
しかしダートのヘアピンの進入でリアタイヤを
ぶつけられ、エンジンストップ。
再始動するもごぼう抜きされ、
エンジンが始動した頃には周回遅れになっていました。
その後、周回を重ね完走したもの16台完走の15位でゴールしました。
まとめと次戦にむけて
地元レースでまったくいいところをみせることができず、
決勝もよかったのはスタートのみであとはダメダメでした。
とても悔しい一戦でしたが、少しずつ自信もついて、
手ごたえも感じています。
今回のレースで得たのも、課題はたくさん発見できました。
そのひとつがライディング。目線が低く、車体が安定していない。
基本的なことですがそれは確実に修正したいと思います。
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